2006.02.01

ヒヤシンスの開花推移・・・(自然と花々)

ヒヤシンスは百合科の花で2月から3月にかけて咲くものだと思っていたら、思いがけず蕾が膨らんできた。 そこで、開花までの推移を写真に収めることにした。

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1月の26日に蕾が膨らんできたと思ったら、27日にははっきりと蕾が顔を出し、開花が近いことを感じさせる状態になった。

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1月28日には、ついにピンク色に色づいてきた。 そして、29日には咲き始めとなった。

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目にも開花がはっきりと認識される状態になり、31日には満開を思わせる状態となった。
路地植えなら、もう少し遅くかつ立派な花をつけるのだろうが、ストーブで暖かくした室内では、慌てて咲いた感じがする。


2006.01.15

変わった建造物・・・(トピック)

南部町の備長館で炭の窯だしを見学した前日だが、隣町の印南(いなみ)町で面白いものに出くわしました。
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最初は顔の形をした家です。 誰かの別荘らしいが、こういうのをわざわざ建てる人もいるのですね。
ちょっと奥まったところにあるので、道路を走っていて見落とすかも知れないが、妹夫婦が新しいPCを買いに御坊まで行く途中で見せてもらった。 時々見学に来る人もいるとのこと。 建てた人は相当にこだわりな性格な方なのだろう。

顔の家の近くに、これも変わったユーモラスな「かえる橋」がある。 ふるさと創生の1億円を貰ったときに、印南町長さんが、何か引き付けるものと考えたそうだが、なんだか町の復興のためにはもう少し良い知恵がなかったのかと思いたくなります。
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写真は車の窓から撮っただけなので、前のビーニールハウスが邪魔でハッキリと橋の全景にならなかったのは残念ですが、印南町って本当に突拍子も無いことを考えるものだと思います。

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最後はお口直しならぬ、至極まともな景色です。
御坊市に入って悠然と流れる日高川を撮りました。 川岸の向こうにちらほらとコンクリートだかモルタル作りの建物が見えますが、それらが無ければ江戸時代から変わらぬ悠久の流れを感じさせます。
時々は舟が浮かんでいるのが見えるそうですが、エンジン付でなく櫓でこぐ舟であって欲しいものです。


2006.01.12

備長炭工場見学・・・(etc)

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甥の妻の実家が備長炭の工場を運営しているので、和歌山に帰省したのを利用して見学させてもらいました。
「備長館」の名前でバス旅行などの団体客の見学も受け入れています。
炭焼き窯は8基あり、昔の炭焼き窯とだいぶ趣きも異なりますが近代的な設備にして運営し「備長炭」を後世にも伝えて行きたい思いも強いとのことでした。 また、8基としたのは最初に口火を入れてから焼きあがり窯出しまで8日間を要することから、8基で休み無く毎日備長炭を生み出すことと、見学者にプロセスの全てを見せるためにも役立つからと考えたからと言っていました。

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ご存知とは思いますが、備長炭は和歌山県の県木にもなっている「うばめ樫」を使います。
他の木を使って「備長炭」として売り出されている例もあるようですが、本物は「うばめ樫」を使うとのことですが、温暖な和歌山県で自生している木で密度が極めて高く、叩くと金属音のする良質な「備長炭」が作れます。
そして、1つの釜に2トンの「うばめ樫」を入れて炭を焼きますが、出来上がりは200Kg程度で重さが1/10にもなってしまいます。

いよいよ、窯だしです。 真っ赤と言うより黄色味を帯びた火の色で、相当高い温度であることが伺えます。 昔の炭焼きはこの火の色を見て窯だしのタイミングを計ったのでしょうが、見学した窯では温度計が装備されていて1200℃を越えていると言っていました。 

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一般的に1000℃?1300℃ていどになるようですが、温度が高い方が良い炭が出来上がるそうです。
工場の搬入口の扉が直ぐ後ろに大きく開かれていて、真冬だというのにとても暑くてあまり傍には近寄れません。 工場で働くおじさん達が4?5mもある長い柄の鉄棒で炭を掻きだします。 
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それでも顔の前にはマスクカバーを付けないと作業は出来ません。 夏はもっと大変だろうと心配になります。
この工場で産する「備長炭」は燃料として使われるより、消臭材や水の浄化、消臭を兼ねた室内のオブジェ、炊飯時に用いるなどの用途が主とのことでした。

最後に、お土産用として販売している「備長炭」の販売コーナーを見せてもらいました。
オブジェ用のもので、長めのものは1本で1万円ていどで中くらいのものは7?8千円ていどとのこと。 なかなか高価だが叩くと金属音で良い音がします。 「備長炭」以外にも和歌山県南部町特産の「梅干」や「みかん」、「柿」などの果物も合わせて販売しています。

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2005.07.30

槿(むくげ)の花・・・(自然と花々)

暑い夏がやってきました。
家のベランダでも槿(むくげ)の花が盛んに咲いています。韓国の国花です。
アオイ科のハイビスカス、芙蓉の仲間で、中国では木槿と書き「ムージン」と発音するとのことですが、音読み「もくきん」が 変化して「むくげ」となったとも、韓国の呼び方「無窮花(ムグンファ)」または「ムキュウゲ」が変化して「むくげ」となった、ともいわれているそうです。
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ひとつひとつの花は短命で、たった1日で散ってしまい、そのはかなさと可憐な姿に風情を感じ、日本では『槿花一朝の夢(きんかいっちょうのゆめ)』と表現され、「一期一会」にも通じ茶道の花としても愛されてきたのだそうです。
最近では、『如何なる議論も槿花一朝の夢と化す』などと使用され日本では儚さを表すときに用いられるのですが、ひと夏中次々と新しい花を咲かせ続けるため、韓国では、この生命力を愛し国花になったそうです。
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2005.07.24

コッピー・・・(etc)

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最近、コッピーという中国の広東省原産の小さなメダカの一種と思われる魚を飼うことが流行っているらしい。
私のところでも家内がスーバーで800円ほどで買ってきた。
たしかに、見ていると小さくて可愛い。
上の写真だが、大きさが5.5Cmほどの四角な小瓶に2匹のコッピー(copper fin)が僅かな水草、小石とともに入っている。
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3年ほどの寿命で3?4Cmぐらいに成長するそうだ。
飼うのは簡単で3日一度くらい餌をやり、1月毎ぐらいに水を変えてやれば生き続けるそうだが、さて我が家ではどれくらい生き続けるだろうか。


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