2010.01.06


田舎(和歌山)に帰省して、2日に村社の丹生神社に年を取った母と初詣に行きました。
祀神は丹生津比売で、水銀を得るための辰砂を採掘していた丹生氏が祀る神でした。
和歌山県の紀ノ川流域は中央構造線上で古来水銀の採取と結びついた丹生津比売(天照皇大神の妹神で水銀の女神とされる)を祀る神社が多く存在します。
私の生まれ故郷の丹生神社は、最近、神主も亡くなり、もう誰も常駐していない神社になってしまいましたが、小学校の低学年時代に遷宮でお祭り騒ぎがあったのを思い出します。
2009.11.10
2009年11月10日、紅葉の袋田の滝、竜神大吊橋、花貫渓谷の3箇所へバス旅行に行ってきました。早朝は曇りでしたが、お昼前には日も差し、暖かく良い天気に恵まれました。
まず最初は「袋田の滝」です。那智の滝、華厳の滝と合わせて日本三大瀑布の一つです。春、夏、秋、冬の四季毎に違った顔を見せ、4回訪れなければ、滝の全てが分からないと言われるところから、四度の滝とも呼ばれるとのこと。
四段に落ちる滝の景観は、なるほど素晴らしいもので、西行法師を始めてとして何人かの歌が残っているのもうなずけます。
以下に何枚かの画像を掲載しますが、より詳しくはアルバムのページをご覧ください。




周りの山々の紅葉も素晴らしいものです。
「花もみち(ぢ)経緯(よこたて)にして山姫の錦織出す袋田の滝」 西行
「いつの世に つつみこめむ袋田の 布引出すしら糸の滝」 徳川光圀


次に訪れたのは、竜神大吊橋です。竜神ダムを横切るように掛かっています。
橋長: 375m
幅員: 3m
湖面からの高さ: 100m
ここも、大吊橋をおっかなびっくり渡りながら眺める、ダム湖周辺の紅葉が素晴らしいです。大吊橋には3箇所ほど橋の中央にガラス窓が造られており、こわごわ覗き込んだり、そっと足を乗せたりします。
大勢の人が通るので、橋は常に揺れています。しかし、大きくしっかりした吊橋なので、振動周波数が低く写真撮影は、後に記述した花貫の吊橋のような手振れ状態にはならずに済みました。





最後は、花貫渓谷です。小さな渓谷に小さな吊橋が掛かっているだけですが、一面に「もみじの紅葉」です。 しかし、吊橋の上が一番の撮影ポイントなのですが、大勢の人が通るので橋が揺れ、ブレ写真を大量生産することになってしまいました。3時を過ぎて日が翳っていたのも条件が悪かったのですね。無理にでもISO感度を上げて撮影すべきでした。





