2010.11.11
トルコとエジプトの旅(9,10日目:11/6,7)・・・(旅行)
今日は、カイロ歴史地区のオールドカイロを見学した後、エジプト考古学博物館を見学して昼食をとり、カイロ空港に向かい午後4時55分発のエジプト航空で成田に向かい帰国します。
6時起床で窓の外を見ると、今日も霧が出ています。今日は帰国なので6時30分ころスーツケースをドアの外に出し、朝食に行きました。トルコでコーヒーを頼むと驚くことに、レストランでも、ホテルでもネスカフェのインスタントコーヒーなので、コーヒー中毒の私も手が出なくて我慢していたので、今日はゆっくりとコーヒーを飲みました。上等なコーヒーでなくてもインスタントコーヒーより、はるかに良いです。
出発は8時なので、ロビーに座り込んで時間を持て余しぎみでした。
出発して、バスの窓から見ると、トルコより一段と貧しさが伺われます。GDPで見るとトルコの五分の一程度で、日本の三十分の一です。トルコはG20メンバーですから差があるのは当然かも知れませんが。
オールドカイロ地域に入って行きます。歴史地区と言われ、歴史的に意味があると思える建物が見られますが、事前に勉強もしておらず、ガイドさんが説明してくれても頭に残りません。
途中で、大勢の人が佇んでいるのを見かけました。ガイドの話では、今日の仕事にあり付こうと待っているとのことでした。日本も大変ですが、もっともっと大変な国があります。
スルタンハッサンモスクに着きました。オバマ大統領も訪れたモスクで、マムルーク朝の1356年から1363年にかけてスルタン・ハッサンが建てたものです。マムルーク建築の傑作といわれています。建物の石材は、ギザのピラミッドのものを使っていて、高さ81mの尖塔(ミナレット)が立っています。建築を指揮したスルタン・ハッサンの治世は短く、完成を見ずにこの世を去ったそうです。
9時20分にエジプト考古学博物館に着きました。収蔵点数が20万点のぼると言われています。事前に見たい物を系統別に決めておかないと、漠然と見ても限(きり)がない感じです。
誰でも見たい人気のあるものは、ツタンカーメンの黄金のマスク、人型棺、首飾りなどの装飾品であると思われます。ガイドがの後ろに付いて説明を聞き、ガイドは入れないというツタンカーメンの展示室をゆっくりと見てきました。特に、黄金のマスクは、日本に来たときに見逃していました。
当然ながら博物館内は撮影禁止なので、博物館の外で、エジプトの若いお嬢さん方にカメラを向けました。皆にっこりと微笑んでくれました。
この後、金のアクセサリーを売る店に行きました。ここでも巧みな日本語で講釈してくれます。
エジプトの象形文字で名前を刻んだペンダントヘッドがお勧めのようですが、刻む文字数によって値段も変わるようです。
エジプトで最後の食事の昼食を取るため、直ぐ隣にあるレストランに向かいました。ここで食事をしている間に、名前を刻んだペンダントヘッドが出来上がって届くという仕掛けです。
バイキングの昼食でしたが、なかなか美味しかったです。しかし、混んでいて席は少々窮屈でした。
昼食の後、車窓から街の風景を眺めながら、空港に向かいました。
道中色々と、歴史的な建物を見せてくれますが、解説を聞いても頭に残りません。
厄介なセキュリティーチェックも慣れてきて、エジプト航空にチェックインして、時間があるので免税店をうろうろしましたが、ちょっとした小物のお土産を買ったぐらいで、特に欲しいものも見当たりません。そして、いよいよ搭乗して飛び立った頃には、日本は11月7日になっています。しばらくして食事が出て、その後は疲れのためか、ほとんど寝ていました。
日本時間の12時に無事成田に到着して、流れ解散のため入国審査、荷物ピックアップ、税関と通り抜けて、リムジンバスでYCATに向かい帰宅しました。
少し長かったが、楽しい旅行でした。参加したメンバーにも恵まれたと思っています。
11月になれば、トルコは雨が多くなり、雨が降れば内陸部は相当に寒くなると聞かされていて、旅行の時期を間違えたかと思ったりしましたが、全行程を通じてほとんど雲もない快晴にも恵まれました。