2011.06.16
円覚寺(鎌倉)・・・(散策)
久しぶりに鎌倉に行きました。紫陽花も咲き始めるころです。最盛期になると、混み合うので、少し早いが行く気になりました。まず、最初は北鎌倉で降りて円覚寺です。
弘安5年(1282)、鎌倉時代後半、17歳で執権についた北条時宗が中国より無学祖元禅師を招いて創建した臨済宗のお寺です。
新しい、北条時宗公御廟所の大きな石碑が目に付きます。最近建てたのですね。以前はなかったですよ。
石段を上って、入り口で入場料300円を払います。大きな山門が見えています。
山門を見上げると、上の方の扉が開いていました。お掃除中とのことでした。
正面に仏殿が見えます。なお、円覚寺には法堂(はっとう)はありません。
本堂の左方向にある松嶺院(しょうれいいん)に向かいました。「山野草の花の寺」の張り紙が見えたので、お花を見せてもらおうと思ったからです。今は季節ではありませんが、牡丹も沢山植えられていました。
松嶺院の裏は墓地になっていて、オームに一家を皆殺しにされた坂本弁護士や田中絹代、開高 健などの有名人の墓があります。建屋の横を細い階段を続いていますが、墓地は撮影禁止です。
ぐるっと廻って降りてくると、ツグミの巣がありました。お寺の方が教えてくれました。小さくて可愛い巣です。直径は10Cmもなくて、7Cmぐらいでしょうか。
奥に進むと勅使門があります。門の中には方丈が建っています。門の横から入ると、方丈の前庭に百観音があります。なお、方丈とは禅宗において、1丈(約3メートル)四方の部屋の意味でしたが、転じて住職の居室のある建家の事をいうようになったものです。
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