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2007.07.28

高山と乗鞍、上高地・・・(旅行)

暑い季節になって、旧東海道歩きもキツイので、9月になるまではお休みにして、どこか涼しいところをと考え、高山と乗鞍岳、上高地へ7/23,24の両日バス旅行に行ってきた。
alps_001.jpg東京駅集合で長野新幹線で上田まで行き、あとはバスで一気に高山へ。お昼は高山に着く直前にバスの中で済ませ、高山別院に到着。高山は以前にも訪れているので、人気の上一之町などのスポットは避けて、江戸時代の商家と屋台会館を見学することにした。

連子格子の商家は中に入ると奥行きが大きく、古い家具調度などが展示されていた。町並みもまるでタイムスリップしたようなたたずまいだ。
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屋台会館では4台の屋台が展示され、可愛い巫女さんが案内しながら説明してくれた。屋台は全部で23台あり、定期的に入れ替えるとのこと。また、屋台は背が高いので搬入は大変で、屋台の2、3階部分の支えの柱を縮めてドアを潜るという。
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初日は高山とオプションで新穂高ロープウェーで西穂高口まで上るものであったが、山の中腹より上は完全に霧の中で上っても何も見えないだろうとスキップすることにして、その日の泊まりの平湯温泉で、付近を散策して過ごした。
そして、明けて23日は朝から快晴で素晴らしい天気。
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乗鞍に上るバスの窓から見る空も全く雲が見えない日本晴れで、バスの運転手も、これほどの天気は始めてと興奮している。運転手が興奮したらしょうがないのだが、無事畳平に到着。気温は7℃だが、日照りが強く、それほど寒くは感じない。展望は、北アルプスの槍、穂高は当然として白馬の方も良く見えラッキー。

畳平から最高地点の剣が峰までは1時間半ほどかかるので、往復は無理なので近くの標高2,764mの魔王岳に上ることになる。ここなら20分ほどで上れるし、十分に高山の雰囲気が味わえ、360度に近い展望も楽しめる。
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大した上りで無いと思ったが、畳平のバスの駐車場や売店などが、だいぶ下に見える。一旦、畳平に降りて、時間があるので売店の裏方面のお花畑を見ることとした。
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10種類以上の高山植物が咲いていたが、代表例とし、黄色い花の「ミヤマキンバエ」、ピンクの花の「コイワイカガミ」、白い花の「ハクサンイチゲ」と黒百合のつぼみの写真を掲載した。
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乗鞍を後にして、午後からは上高地にむかい、大正池でバスを降りて歩き始めた。少し雲が浮かんでいるが、まだまだ快晴の天気。梓川は水量が多く、冷たくそして綺麗な澄んだ水の流れであった。あちこちで、鴨が泳いでいるのを見ることができ、子供の鴨も見られた。
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梓川沿いの樹林帯のなかの清々しい歩道を歩いて行くと、常に左手方向に「焼岳」が見え、ズームで撮ると山頂の水蒸気も写すことが出来た。
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田代池に寄り道をしてその後、田代橋、穂高橋を渡るといよいよ、穂高が迫ってきて、「ウエストンのレリーフ」を見て、上高地のシンボルの「河童橋」に到着。河童橋を渡ってビジターセンターも訪問し、あとはバスの駐車場付近で散策して、帰りの時間を待つことにした。本当に、今日は穂高の雄姿もハッキリと見られ、うまい空気もお腹いっぱい吸い込んで、満足した1日であった。
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