2013.05.09
新林(しんばやし)公園・・・(散策)
友人のブログで「新林公園」の写真を見つけ、行って見たくなり訪れました。
新林公園は、藤沢駅から南東方向で、駅から15分程度で、小さな尾根に挟まれた典型的な谷戸の情景を見せてくれます。
子供たちの賑やかな声を聞きながら進むと、茅葺の長屋門が建っていました。藤沢市渡内(ふじさわしわたうち)の旧家で江戸時代には名主を務めた福原家の長屋門を移設したものです。市指定文化財となっています。
福原家の長屋門を潜って進むと、今度は藤沢市柄沢(ふじさわしからさわ)で江戸時代に名主を務めた小池家の家屋が建っていました。立派な建物で、これも市指定文化財です。庭には鯉のぼりの鯉が泳いでいました。
古民家の先には、小さな池があり、その奥は、かつて水田であった湿地帯です。典型的な谷戸の風景です。
水田地帯を通り抜けた突き当たりには、川名大池があります。農業用水の溜池として作られた池です。池から少し引き返すと、池の東側の尾根への上り口があります。急な上りの坂道です。
尾根を巡るハイキングコースが整備されていて、フィトンチッド浴を楽しみながら歩いて行きます。
途中には、見晴台があり、江ノ島から茅ヶ崎海岸あたりまで見通せます。
また、「獣落し」も残っていました。小動物を捕らえるために掘られた落とし穴で、人の背丈より深かったとのことですが、今は土砂で埋まり、浅い穴となっていました。
公園内には、子供用に遊具などが備えられた、「冒険の氷広場」と呼ばれる広場もありました。
コメント
コメントフィードを購読する
コメント投稿