2011.11.24
中欧の旅(5日目:11/19)・・・(旅行)
5日目になりました。今日は、プラハからスロバキアのブラチスラバに移動して観光の後、ハンガリーのブダペストまで行き宿泊です。
朝食の後、プラハを8:30に出発して、332Km移動してお昼にブラチスラバに着きました。
日本では、ほとんどの都市で路面電車はなくなりましたが、中欧の国々は、どこもトラムが走っていて便利に利用しているように見えます。
まずは、昼食です。モッツァレラチーズとトマトにバジルの葉っぱを載せた前菜に、白身魚とじゃがいものメインでした。美味しかったです。
歩き始めて直ぐに、スロバキア国立劇場がありました。なかなか立派な建物で、テラスの上には音楽家の胸像も飾られています。
その先の交差点では、杖一本で空中に浮かんでいるパフォーマンスのおじさんがいました。時々開いた傘をお尻の下に移して、体の下には何も無いことを示しています。どうやって浮かんでいるのか、話題になりましたが、後にパフォーマンスを止めて立ち去るところを見た人が居て、種が分かりました。
同じ交差点の反対側には、マンホールから顔を覗かせている工事人がいます。通称「みつめる君」というそうです。大型トラックで壊され、3体目だそうです。チュミルという架空人物で、女の子をのぞき見しているらしいと書かれているガイドブックもあるそうです。
その先に進むと、道の傍らに「マジシャン」らしい像が立っています。皆んな、自分の帽子をマジシャンにかぶせ、マジシャンの帽子の下に立って写真を撮ったりしていました。
街の中心の「フラヴネー広場」に来ました。広場の中心にある噴水は「ロランド噴水」と 呼ばれ、 1572年、当時のオーストリア皇帝マクシミリアン 2世の命を受けて作られたブラチスラバ最古の公共水汲み場です。その中心に立つ騎士像は皇帝マクシミリアンですが、騎士像は年に 1度大晦日の夜に回れ右をし、 6番地の屋敷に向かい、その屋敷の持ち主でブラチスラバを守って亡くなった議員に敬意を表してお辞儀をするという伝説があります。
クリスマスマーケットの店が建ち始めていて見難いですが、右の奥には日本大使館があり、日の丸が見えます。近づくと、入り口の上に菊の御紋も付いていました。ここは一等地です。一等地に日本大使館があるとは、蓮舫さんにいうべきだと言った人がいるとの説明に一同苦笑でした。
広場の奥側には旧市庁舎があり、現在は市歴史博物館となっています。クリスマスツリー用の大きな樅の木が立てられていました。
広場のベンチの背もたれに腕を置いたナポレオンの像がありました。後ろにはフランス大使館があります。
広場から道路に戻って進むと、道路に小さな「王冠のマーク」が埋め込まれていました。これは、戴冠式でのパレードのコースを示すものだそうです。フラヴネー広場から100m程先で右折して、ミハルスカー通りの先100mほどのところに、ミハエル門があります。かつては、城壁で囲まれていた旧市街の門の一つで、現在残っている唯一の門で、武器博物館として使われています。
ミハルスカー通りをミハエル門と反対方向に歩くと、「フランツ・リスト」が9歳の頃住んでいた家があり、モニュメントが嵌めこまれていました。
ここで、少し自由時間があったので、カフェにでも入ろうかと、フラヴネー広場に戻り、その先の十字路で、左折してローリンスカ通りに入って行くと、レストラン「パパラッチ」の角でカメラを構えている像がありました。レストランのユーモアですね。
結局、手頃なカフェが見つからず、最初に歩いた道に戻って入りました。
さて、またガイドの案内が始まりました。現在、オーストリア大使館になっているところが、モーツアルトが6歳の時に演奏した建物で、その旨を紹介するプレートが掲げられています。ガイドが6歳の時の演奏なのは、1762の表示の前にROKUと書いてあるでしょうと冗談を言います。
最後に、聖マルティン教会の前を通り、バスの駐車場所に戻りました。聖マルティン教会は1452年の創建のロマネスク様式の教会で、1765年に造られた高さ85mの塔が遠くからも良く見えます。なお、1563?1830年の間に19回(内7回は女王)も戴冠式が行われたとのこです。
西の丘にはブラチスラバ城が見えますが、12世紀にロマネスク様式で建てられ、15世紀にゴシック様式の要塞に改築、後にオスマン・トルコの侵攻に備えて四隅に塔が付けられ現在の形になり、「ひっくり返したテーブル」と呼ばれ親しまれています。18世紀にはマリアテレジアの居城にもなりましたが、1811年の大火災で荒廃し廃墟となっていました。その後、第二次世界大戦後に復旧して博物館、展示館として使われています。
バスの駐車場所に戻ると、ドナウ川に架かっている斜張橋(Nový most)の主塔の上の展望レストランが見えました。上るのはエレベータです。しかし、レストランは丸くても回転はしないそうです。画竜点睛を欠きますね。
15:30にブラチスラバを出発して、ブダペストに向かい、18:30頃に着きました。
着いたら直ぐに、夕食です。ロールキャベツの料理で、ヴァイオリンとアコーディオンの音楽演奏がありました。我々の席の近くに来たときは、「故郷」を演奏してくれました。皆んな良い気分になって楽しかったのですが、バイオリンのおじさんの演奏のCDを取り出し、何人かが買わされていました。料理の味は、????
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