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2011.11.22

中欧の旅(2日目:11/16)・・・(旅行)

今日は、ウィーン観光です。
昨日は、ホテルに着いてお風呂に入ったら直ぐに眠ってしまいましたが、時差のため朝は早く目が覚めます。6:30からのバイキングスタイルの朝食も待ちかねるようにして済ませ、8:45のバスでの出発まで時間があるので、少しホテルの周りを歩いて見ました。気温は3?4℃程度でしょうか、かなり寒いです。
ホテルの前には小公園があり、冬枯れでほとんど葉の落ちた木立になっています。トラムの駅もあるので、ここで乗れば、ウィーン西駅まで行く事ができます。
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8:45になり、バスで世界遺産である、近くのシェーンブルン宮殿に向かいました。かなりな濃さの霧で、写真が綺麗に撮れません。今回の旅行中は、毎日が霧で太陽を見ることは有りませんでした。
1619年頃、狩猟の途中にこの地に足を踏み入れたハプスブルク家の皇帝マティアスが、良質の湧き水を発見し、「おお、美しき泉よ。」と言ったところから、この名前がついたといいます。シェーンは美しい、ブルンネンは泉です。
ハプスブルク家唯一の女帝にして最大の権力を誇ったマリア・テレジアと、彼女ゆかりの宮殿内には豪華な部屋があります。1740年に23歳の若さで即位したマリア・テレジアは、強靭な精神力と巧みな政治手腕で帝国に繁栄と安定をもたらし、夏の離宮だった宮殿を大改築して、1400室以上のロココ風の部屋と幾何学的な広大な庭園を持つ豪壮なものにしたのです。
外壁は、マリア・テレジア色といわれる黄色になっています。内部の豪華な装飾の部屋を見学しましたが、内部は、残念ながら撮影禁止でした。マリア・テレジアに招かれ、モーツアルトが6歳でチェンバロ演奏を披露し、床で転んで、後にルイ16世に嫁いだマリー・アントワネットに助け起こされ、「将来君と結婚してあげる」と言ったのもこの宮殿です。
上層階の侍従たちが住み込んでいた部屋は、国営の賃貸アパートとして一般人が住んでいるとのことですが、世界遺産に住めるとは驚きです。シェーンブルン宮殿宛の手紙を貰うのは、さぞや良い気分だと思います。
正面入口前には、大きなクリスマスツリーが既に立てられていました。
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宮殿の右横の庭園を見ながら、宮殿裏に向かいました。広大な庭園です。
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裏側から見た宮殿です。
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裏庭を真っ直ぐ500mほど進むと、ネプチューンの噴水があり、さらにその先にはグロリエット戦勝記念碑があります。噴水の水は出ていませんでしたが、立派な噴水です 。写真を撮りに行って、集合時間に遅れそうになりました。
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正門前には石畳の広場があり、その四隅に支配者の象徴であるスフィンクスが鎮座しています。前足の先端近くまで女人像で胴体はライオン像です。さらに真っ直ぐに通りが伸びています。
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シェーンブルン宮殿を後にして、シュテファン大聖堂に向かいます。途中には、1784年から87年までモーツアルトが住居とした建物もありました。この家で「フィガロの結婚」を作曲したそうです。
シュテファン大聖堂は、ウィーン市街の中心にあり、ハプスブルク家の歴代君主の墓所であるほか、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとその妻コンスタンツェ・ウェーバーの結婚式と葬儀が行われた聖堂としても知られています。壮大な建物で、何処から撮影しても全体は収まりません。観光用の馬車が何台も停まっていました。
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シュテファン寺院から伸びるケルントナー通りを進みます。ウィーンの目抜き通りで、有名ブランド店が並んでいます。既にクリスマスの飾り付けも一部始まっていました。

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ケルントナー通りの最後には、ウィーン国立歌劇場があります。世界屈指の歌劇場であり、国際的な舞台で活躍するトップアーチストたちが出演しています。毎日演目を変えて上演されており、50のオペラとバレエが約300日間にわたって上演され、公演日数は世界でもっとも多い劇場です。ここで、一度ゆっくりとオペラでも鑑賞したいものです。

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次は、ホーフブルク(王宮)です。自然史博物館の前辺りから入って行くと、広い中庭が広がっています。ひときわ目に付くのは、カール大公とオイゲン公の騎馬像です。
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カール大公(左の写真)は1771年9月5日、オーストリアで神聖ローマ帝国皇帝の第三子として生を受けます。フランス革命戦争が勃発、その時期にカール大公は軍隊入りし頭角を現し、皇帝の弟でもお飾りの司令官ではなく、自ら作戦指揮をして一度はナポレオンを退却させるなどの活躍をした大公です。
一方、オイゲン公(右の写真)はフランス貴族でありながらオーストリア皇室に仕え、オスマン帝国のドナウ川中流域奪回の最後の試みを挫折に導くなどの活躍をしました。
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駆け足の観光で、ヘルデン門(ブルク門)から外に出ます。道路を跨ぐとマリア・テレジア広場で、クリスマスマーケットが始まりつつある感じで、何店舗か開かれていました。そして、マリア・テレジアの銅像があります。
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マリア・テレジア広場の左右には、自然博物館と美術史博物館が対象な形で建っています。
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自然博物館の隣は、国会議事堂です。1883年、アテネで教鞭をとっていたデンマーク人のテオフィル・フォン・ハンセンによってつくられた国会議事堂で、民主主義の象徴として、その発祥の地アテネにちなんで構想されたといいます。前面には、アテネの女神像まで建っています。
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昼食は愛想の良いおやじさんのいるレストランでシュニッツェルを食べ、その後、自由行動の人達と別れてウィーンの森に向かいます。ウィーンの森といってもウィーンの西側に広がる丘陵地帯で、広大な領域で、まずハイリゲンクロイツ(聖十字架)修道院に向かいました。到着して、バスを降り、クリーム色の建物の中央の入り口の門から中に入ります。バーベンベルク家レオポルト3世によって1133年に創設され、オーストリアでは一番古いシトー派の修道院です。回廊に取り囲まれた中庭の奥の方には聖母マリアの像があり、台座の周りは泉になっていて、その外側にはプラタナスの大木が立っていました。
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一方、中庭の出口に近い方には、三位一体の塔が建っていて、その塔と向き合うようにチャペルの建物が建っています。そして、他の建物と違い歴史を感じさせるものでした。
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帽子を脱いで、チャペルの中を見学します。フラッシュを使わなければ撮影も許されるとのことで、正面祭壇を撮らせてもらいました。
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次は、小さな街マイヤーリンクにある小さな修道院教会に向かいます。ここは、オーストリアの皇帝フランツ・ヨゼフ帝と皇后エリザベスの1人息子である皇太子ルドルフ(当時31歳)が、17歳の愛人のマ リー・ヴェッツェラ男爵令嬢と一緒にピストル自殺を遂げたところです。元々皇太子の別荘で狩猟の館であったのですが、事件の後、フランツ帝が2人が心中をした場所を祭壇として、2階をを取り除いて礼拝堂に作り変えてしまいました。「うたかたの恋」の題名の映画にもなりました。

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10人ほどの修道女の方がいらっしゃるそうです。
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祭壇は、可愛い造りで、入り口上部のステンドグラスも綺麗です。別室には、マリーが1889年から1959年まで眠っていた棺と、壁にはマリーの写真が飾られていました。
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次に向かったのは、温泉で有名な小さな街のバーデンです。バスから降りると、果物屋があり、思わずシャッターを押していました。リンゴとラ・フランスがいっぱいです。
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クリスマス用品などを売る店のショーウインドウを覗きながら歩いて行くと、シューベルトとリストのプレートが掲げられた建物がありました。温泉のあるこの地を良く訪れたそうです。また、その先で細い通りに入ってゆくと、この地を愛した音楽家のひとり、ベートーベンの暮らした家がありました。建物の入り口には、ベートーベンが1821年から18233年の間の夏にこの家に住み、「第九交響曲」を作曲したと書かれていますが、彼は既に耳は聞こえなくなっていました。ウィーンに住むようになって、2人の弟を呼び寄せたが、28歳の時から患っていた中耳炎が悪化し始め、殆ど耳が聞こえなくなり、絶望の淵に追い詰められて自殺を決意し、2人の弟へ宛てた手紙をしたためました(有名な「ハイリゲンシュタットの遺書」です)。しかし、思い直し、こんな素晴らしい曲を作ったのです。 説明を聞いたグループから、思わず第9の合唱のメロディーの口ずさみが沸き起こりました。
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細い道路を進んで行くと、ペスト記念碑が見えてきます。町の中心地ハウプトプラッツ広場です。ペスト記念碑は、欧州で猛威を振るったペストが治まったのを記念して建てられた塔です。
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この広場に面して、市庁舎もあります。
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広場につながる通りを歩くと、有名ブランドの店が並んでいます。
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クリスマスの飾りを売る店は、覗いているだけで楽しくなります。
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だいぶ暗くなって来ました。ウイーンのホテルに戻り、夕食です。
メインは、チキンにお米を敷いたもので、美味しかったですが、デザートは甘すぎるとは皆さんの意見でした。忙しい2日目も終わりました。
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