Warning: Error while sending QUERY packet. PID=30180 in /home/uls/public_html/wordpress/wp-includes/class-wpdb.php on line 2351 FreeBSDな生活

2012.12.18

Puppy Linux(lupu 5.2.8)のインストールと各種設定・・・(puppy linux)

最近、FreeBSDはサーバーとして安定稼働していて書くことが無い。それで、ubuntuをイジったりしていたが、ubuntuも版数があがるにつれだんだん重くなってきて、Windowsに比べての優位性が薄れてきたように思えるようになってきた。
そこで、以前にも触ったことがあるPuppy Linuxを試してみることにした。調べると日本語版で最も新しいのはlupu 5.2.8であった。完成度も高く快適に使える。
下記のページから、lupu-528JP.isoをダウンロードする。
http://openlab.jp/puppylinux/download/puppy-5.2.8JP/
次に unebootin を使って、インストール用のUSBメモリーを作成し、ターゲットのUSBメモリーにインストールした。インストール方法について書かれたページが多くあるので、そちらに任せる。
( http://www.inohara.net/~kazuyoshi/lan-puppy-linux.htm )に詳しく書かれている。
なお、PuppyをインストールするUSBメモリーは2GBあれば、十分に足りる。

インストール後に行ったこと

1. ブラウザ

最初にクイックペットでブラウザとしてChromium – Ubuntu Chromeをインストールした。クイックペットは本当にクイックにインストールできる。

2. 無線LAN接続

(1)Baffaloのwli-uc-gnpというUSB接続の無線LANアダプター

ubuntuでは、設定ファイル等を修正する必要があったが、何もしなくてもすんなり繋がった。

(2) Broadcom b43無線LAN

HPのMini 9のNet Bookにもインストールしたが、ubuntuでは問題なく動いた、Broadcom b43の無線LANが動かない。
下記からbroadcom_sta-5.6.48.36-i486.petをダウンロードしてクリックしてインストールする。
lupu 5.2.8の場合は、これで再起動で無線LANが使えるようになった。petを用意してくれた方に感謝だ。

3. 無線LAN接続プリンター(Brother DCP-J925N)の設定

(1)ドライバーのダウンロード

Brotherのホームページで、いきなり「ダウンロード」のページに行ってもWindows系のドライバーのみである。
サポートのページに行くと、ページの右のほうに「OS毎の製品対応状況」というリンクがあるのでクリックし、現れたページで「Linux」をクリックする。クリックして現れたページでプリンタードライバーをクリックする(下図参照)。

次のページのDCP-J925Nのドライバーの表で、「deb形式」の2つのファイルをダウンロードする(下図参照)。

DCP-J925_01.png

(2) インストールツールのダウンロード

debbi-1.1.petを http://www.murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?t=42533 からダウンロードしてクリックしてツールをインストールする。

(3)ドライバーのインストール

dcpj925nlpr-3.0.0-1.i386.debとdcpj925ncupswrapper-3.0.0-1.i386.debの入ったディレクトリーに移動し、下記のようにしてインストールする。/root/tempに2つのdebファイルがあるものとして記述する。

# cd /root/temp
# debbi dcpj925nlpr-3.0.0-1.i386.deb
    ・
    ・
dione
# debbi dcpj925ncupswrapper-3.0.0-1.i386.deb
    ・
    ・
dione

(4) 接続設定

a) Puppy Linuxのメニュー→セットアップとたどりCUPSプリンターウイザードを立ち上げる。

b) ブラウザが立ち上がるので、「管理」の「プリンターの追加」をクリックする。
「発見されたネットワークプリンター」を選択すると、ドライバーの選択画面になるので、
 DCP-J925Nを選び次に進める。

c) 一応プリンターの設定が完了となるが、再度「管理」のボタンをおして「プリンターの変更」を選び、
 今度は「AppSocket/HP JetDirect 」を選び、次に進み現れた接続のボックスに  
 Socket://192.168.xxxx.xxx とプリンターのIPアドレスを入れて次に進む。
 再度ドライバーの選択場面になるのでDCP-J925Nを選び次に進むと、プリインターが変更されましたの
 メッセージが出て完了となる。
 テストプリントもしくは何かの文章でも印刷してプリンターの動作を確認する。

4. スキャナーの設定

(1) スキャンソフトXsaneのインストール
 Puppyに最初から入っているXsaneは、ネットワーク接続のスキャナーではうまく動作しないので、
 下記からxsane_0.997-2+b1_i386.debをダウンロードする。
 http://packages.debian.org/squeeze/i386/xsane/download
 ダウンロードしたら、クリックすれば現用のxsaneに上書きでインストールされる。
(2) ドラーイバーのダウンロード
 Brotherのページで下図の表のスキャナーのドライバーをダウンロードする。
 対応製品にDCP-J925Nが含まれている表であることに注意。

scanner01.png

(3) ドライバーのインストール

brscan4-0.3.0-3.i386.debとbrscan-skey-0.2.1-3.i386.debの2つのファイルをダウンロードしたら、プリンターのドライバーと同様にインストールする。

# cd /root/temp
# debbi brscan4-0.3.0-3.i386.deb
   ・
   ・
done
# debbi brscan-skey-0.2.1-3.i386.deb
   ・
   ・
done

(4) 登録

下記のコマンドを打つ。

$ sudo brsaneconfig4 -a name=netscan model=DCP-J925N ip=192.168.1.xxx

nameは自由に付けて良い。modelは正確に、そしてipは、予めプリンター/スキャナーに割り当てたipアドレスである。
なお、ipアドレスは、dhcp任せだと、変わる可能性があるので、staticに割り付けておくことが望ましい。(実は、dhcpで振っていて、一度動いたものが動かなくなり、混乱した)

(5) 確認
 xsaneを起動して、プレビュー、スキャンを操作して動作を確認する。

5. Thunderbird

(1) クイックペットからインストールする。英語版であるが、まずインストールする。
(2) Thunderbirdのサポートページで「各国語版・各 OS 対応版」をクリックしてLinuxで日本語版
 (thunderbird-17.0.tar.bz2)をダウンロードして解凍する。

# bzip2 -d thunderbird-17.0.tar.bz2
# tar xvf thunderbird-17.0.tar

/usr/binにあるthunderbirdディレクトリーをthunderbird.oldと名前を変えておき、新しく解凍して得られたthunderbirdのディレクトリー以下を/usr/binに移す。うまく動作したらthunderbird.oldは削除する。

(3)文字サイズの変更

メール本文の文字サイズは、「編集」ー> 「設定」とたどれば簡単に変えられるが、メニュー、スレッドツリー、フォルダーツリーの文字サイズ小さくて変えたかったので、下記の内容のファイルをuserChrome.cssのファイル名で用意し、/root/.thunderbird/xxxxxx内にchromeのフォルダーを作り、入れる。xxxxxはthunderbirdをインストールしたときに定まる意味のない文字列である。

menu, menuitem {
font-size: 14px !important;
}
#threadTree treechildren {
font-size:13px !important;
font-family: "Meiryo" !important;
}
#folderTree treechildren {
font-size: 13px;
font-family: "Meiryo" !important;
}

6. ubuntuとデュアルブートの場合

 grub2の40_customへ下記内容を追加する。

注) USB接続のHDDに3つのパーティションを作って、ubuntu、swap、puppyの順に入れた例である。

PCに1つのHDDが内蔵されていると、ubuntuもしくはpuppyが立ち上がった後には、内臓HDDはsda(hd0)、USB接続HDDはsdb(hd1)となるが、boot開始時は起動を開始したHDDがsda(hd0)となる。したがってpuppyの場所はset root=(hd0,3)と指定する。puppyはfrugalインストールでlucidと名づけられたディレクトリー内にインストールしている例である。

menuentry 'Puppy Linux 5.2.8 Frugal Install' {
set root=(hd0,3)
linux    /lucid/vmlinuz  psubdir=lucid
initrd   /lucid/initrd.gz
}

7. その他のソフトのインストール

(1) LibreOffice

LibO-3.4.3rc2_Linux_x86.sfsを インストール。

(2) gimpのインストール
 クイックペットからインストール。gimp-NLS_ja-2.4.petを追加でインストールして日本語化。
 
(3) VLCプレーヤー
 クイックペットから入れたものは、うまく動作しないので、avplayersj2-slacko-i686.sfsをダウンロード
 してインストール。
(4) Leafpad
 日本語の通るエディターとして、leafpad-0.8.16-small-i486.petをインストール。
(5) Numeric Lock
 Puppyが立ち上がって直ぐに数字キーが使えるよう、numlockx_Lucid_1.1-10.petをインストール。
(6) アイコン
 faenzaアイコンが気に入っているので、faenza.petをインストール。

軽快な動きで全く快適である。
puppy_desktop.jpg


2012.11.27

Ubuntuの公開鍵を利用できないエラー・・・(ubuntu)

ubuntu 12.10をインストールしてJavaを入れようとして、PPAを追加してapt-get updateを行うとGPGエラーが出る。

GPG エラー: http://ppa:webupd8team/java:
公開鍵を利用できないため、以下の署名は検証できませんでした: NO_PUBKEY 3B22AB97AF1CDFA9 
  (キーの値は記録していなかったので、でたらめです)
$ gpg --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 3B22AB97AF1CDFA9
gpg: 鍵AF1CDFA9をhkpからサーバーkeyserver.ubuntu.comに要求
gpg: /home/itou-r/.gnupg/trustdb.gpg: 信用データベースができました
gpg: 鍵AF1CDFA9: 公開鍵"webupd8team PPA for Ubuntu-X"を読み込みました
gpg: 絶対的に信用する鍵が見つかりません
gpg: 処理数の合計: 1
gpg:               読込み: 1  (RSA: 1)
$ gpg -a --export 3B22AB97AF1CDFA9 | sudo apt-key add -
OK
$ sudo apt-get update

これで無事updateできるようになった。


2012.06.26

Ubuntuでログインできない場合の対処・・・(ubuntu)

Ubuntu 12.04をUSBメモリーにインストールして遊んでいる。
アップデートマネージャーでアップデートしたら、ログインできなくなった。ログイン画面で、パスワードを入れてReturnキーを押すと、一瞬何かの文字列の行と Checking battery stateの行が表示され、またログイン画面に戻る。再度パスワードを入れててReturnキーを押しても同じ事の繰り返しである。
Ubuntuでログイン出来なくなるのはよくあることのようで、ネットで検索すると多くのページが引っかかる。しかし、Ubuntuの常として、どの記事も要領を得ない。中には、キーボードが英語版にセットされているのではないかと言う素っ頓狂なものまである。
キーボードの配列設定が違っていて、パスワードが違って入力されるなら、赤字で「パスワードが違っています」とメッセージが表示されるので、直ぐに気が付くはずである。
以下に記述する方法は、正しい方法とは言えないし、もっと適した方法があるとは思うが、とりあえずログインが可能になったものである。
(1) ログイン画面でCtrl+Alt+F1 キーを押して、端末画面にする。
(2) ログイン画面になるので、ID, Passwordを入力してログインし、ホームディレクトリーのファイルを全て
 消去する。.Xauthorityのファイルを削除すれば良いとするページもあったが、これだけではダメであった。

$ Login : XXXXXX     ← ログインIDを入力
$ Passwd : xxxxxx ← パスワードを入力
$ rm *
$ rm .*

これで、Ctrl+Alt+F7でグラフィック入力画面に戻って、ログインする。
Subディレクトリーは削除しなかったが、これで、ログインが可能になった。
多分「rm .*」でdotファイルのみ消去すればOKだと思うが、確かめる前にdotファイル以外のファイルも消してしまった。
動画再生ソフトやブラウザ等のPluginが動作しない可能性があるし、その再設定を含めて他にも設定をやり直す必要があるものもあるかも知れないが、再度インストールするよりは、はるかに楽である。


2012.05.18

ubuntu 12.04でBrotherのプリンター複合機を使う・・・(ubuntu)

最近は、FreeBSDはサーバーとして安定稼働させているだけで、あまり書くことがないので、デスクトップ環境として、ubuntu、puppyで色々と試みている。
最近、長年使っていたエプソンのインクジェット複合機が、頻繁に紙送りをミスるようになり、価格コムで安いが売れ筋ランキングが1,2位のBrotherのDCP-J925Nに買い換えた。そこで、ubunntuからも使えるようにプリンターとスキャナーの設定を行ったので、忘備録として下記に書いておくことにした。

1. プリンター

感想としては、とても簡単であった。Windowsより簡単かも知れない。
(1) ドライバーのダウンロード

  • Brotherのホームページで、いきなり「ダウンロード」のページに行ってもWindows系のドライバーのみである。
  • サポートのページに行くと、ページの右のほうに「OS毎の製品対応状況」というリンクがあるのでクリックし、現れたページで「Linux」をクリックする。クリックして現れたページでプリンタードライバーをクリックする(下図参照)。

tool01.png
次のページのDCP-J925Nのドライバーの表で、「簡易インストール」をクリックする(下図参照)。
J925N-01.png
ツールの使用方法が現れるので、ツールをダウンロードする。
tool02.png

(2) インストール作業

home内にtempディレクトリーを作って作業した。この中にダウンロードした「簡易ツール」のlinux-brjprinter-installer-1.0.4-1.gzが入っているものとして、記述を進める。

$ gunzip -d linux-brjprinter-installer-1.0.4-1.gz ・・ツールを解凍する
$ sudo bash linux-brjprinter-installer-1.0.4-1 ・・インストールを開始する
wget http://solutions.brother.co.jp・・・・・/driver.html ・・Driverのリストが取得される。
wget http://solutions.brother.co.jp・・・・・/driver_cupswrapper.html ・・cups driverのリストが取得される。
モデル名を入力してください。->DCP-J925N ・・モデル名を入力する

・インストールしますか[y/N]のメッセージがでるので”y”で答える。
・Driverのファイルをダウンロードして、インストール作業を行なっている画面が続いて、
 Device URIを指定しますか?[y/N] ->のメッセイジが出るので”y”で答える。
下図のようにURIの一覧がでる。
tool07.png

URIに何を選べば良いのか、迷ったが10番を選んでEnterしたら、テスト印刷を実行しますか?[y/N]のメッセージが出たので、”y”を押したら、無事テスト印字ができた。
なお、別の機会で14番を選んでipアドレスを入れても、問題なく動いた。

2. スキャナー

(1) スキャンソフトXsaneのインストール
 スキャンソフトのXsaneをubuntuソフトウェアセンターでインストールする。
(2) ドラーバーのダウンロード
 下図の表のスキャナーのドライバーをダウンロードする。

scanner01.png
(3) ドライバーのインストール

brscan-skey-0.2.1-3.i386.debとbrscan4-0.3.0-3.i386.debの2つのファイルをダウンロードしたら、それぞれに、ダブルクリックすると、ubuntuソフトウェアセンターが起動するので、インストールする。brscan4-0.3.0-3.i386.debの時は、品質がうんぬんとかメッセージがでるが、かまわず無視してインストールする。

(4) 登録

下記のコマンドを打つ。

$ sudo brsaneconfig4 -a name=netscan model=DCP-J925N ip=192.168.1.xxx

nameは自由に付けて良い。modelは正確に、そしてipは、予めプリンター/スキャナーに割り当てたipアドレスである。
なお、ipアドレスは、dhcp任せだと、変わる可能性があるので、staticに割り付けておくことが望ましい。(実は、dhcpで振っていて、一度動いたものが動かなくなり、混乱した)

(5) ファイアーウォールの設定

スキャン動作ではUDPの54925を使うので、ファイアーウォールを設定してある場合は、UDPの54925を開けておく必要がある。
ubuntuソフトウェアセンターで、「ファイアウォールの設定」を入れシステム管理メニューから起動して設定する(下図参照)。もちろん、ファイアウォールを設定していなければ不要である。
firewall.png

(6)スキャンのテスト

Xsaneを起動してスキャンすると、下記の図のように動作する。(クリックで拡大図)

scanner05.png
Brotherだけかも知れないが、Linux系でも簡単にインストールできるツール類が、提供され始めたと感じる。無線LANで接続しているプリンター/スキャナーでも実に簡単になったものだ。
ただし、Windowsと共存するwubi環境下では、プリンターは問題なく動くが、スキャナーは動かなかった。原因の詳細は知らないが、プリンターのインストールでもライブラリーを延々と読み込んでいたので、スタンドアロン環境とは、違いがあるようだ。
誰か、Linuxに詳しい方がおられたら教えて欲しいと思う。


2012.03.29

ubuntu 11.10を入れてから行ったこと・・・(ubuntu)

ubuntu 11.10を古いPCに入れたが、その後幾つかのカスタマイズを施した。

1. USB Boot

古いPCなので、当然USB Bootができない。そこで、grub2を入れてUSB Boot非対応PCの救世主のplop bootを使うこととした。plop bootはWindowsでダウンロードしたのを解凍すると、Linuxというフォルダーができるのでその中のplpbt.binをWindowsのワークグループ接続でubuntuのHomeディレクトリーに持ってきた。それを/bootにコピーする。

# apt-get install grub2
# cp plpbt.bin /boot ← plpbt.binのコピー
# cd /etc/default  ← /etc/defaultに移動しgrubを修正する
# vi grub
GRUB_DEFAULT=0
#GRUB_HIDDEN_TIMEOUT=0  ← この行をコメントアウト これで選択画面が標示される
GRUB_HIDDEN_TIMEOUT_QUIET=true
GRUB_TIMEOUT=10
GRUB_GFXMODE=640x480 ← 好きな解像度に設定

準備が整ったのでgrub.d内の設定ファイルを修正

# cd /etc/grub.d ← /etc/grub.dに移動
# vi 40_custom  ← 40_customにMemory bootを追加し、画像も指定する
menuentry "USB Memory Boot" {linux16 /boot/plpbt.bin}  ← USB Boot指定行を追加

起動時の背景画像を指定

# vi 05_debian_theme
WALLPAPER="/home/nakamura/Pictures/menu01.png"    ← 背景画をフルパスで指定
# Next try to use the background image and colors specified by desktop-base.
if set_background_image "${WALLPAPER}" "${COLOR_NORMAL}" "${COLOR_HIGHLIGHT}";  then
exit 0
fi

文字、線色を指定

# vi 40_custom
# menu entries you want to add after this comment.  Be careful not to change
# the 'exec tail' line above.
set menu_color_normal=dark-gray/black                        ← 文字と線色も指定
set menu_color_highlight=magenta/light-gray

grubをアップデートしてリブートする。

# update-grub                                                   ← grubをアップデートする
# reboot                    ← リブート 

<

blockquote>これで下図のような選択画面が現れる。
grub_menu.jpg

2. ログイン画面の背景画の変更

起動選択画面の背景画の変更に加えて、ログイン画面の背景画も変更した。
/etc/lightdm内にあるunity-greeter.confを修正する。

# cd /etc/lightdm
# vi unity-greeter.conf
# xft-rgba = Type of subpixel antialiasing (none, rgb, bgr, vrgb or vbgr)
#
[greeter]
background=/usr/share/backgrounds/EOS.jpg  ← この行で画像を変更して指定する
logo=/usr/share/unity-greeter/logo.png

これで、ログイン画面も綺麗になった。

logins.jpg

3. Ubuntu Unityについて

ubuntu 10.04あたりからであろうか、gnomeのユーザーインターフェイスに変わって、Unityというユーザーインターフェイスが提供されてきた。
最初は、画面の小さいMobile用であろうと言われていたが、ubuntu 11.10では標準になっている。確かに初期の頃の欠点はだいぶ改良されて、アイコンなども美しい。
しかし、何かを起動するために3段階必要で、目的のオブジェクトが何処にあるのか直接には分からない。しかも重い。どう考えてもgnomeの方が優れていると思える。画面は綺麗だが、使い勝手は、後退しているように思えてならない。ubuntuは素晴らしいし、終にWindowsに変わる可能性が見えてきたと思っていたのだが、かつての歴史をまた繰り返し、Windowsがのさばりけ、何時かubuntuも消えていたとなるのか心配だ。
余談だがUnityで一番戸惑ったのは、Firefoxを起動した時メニューバーがどうしても現れないことであった。ネットで調べても分からなかった。ずいぶん経ってから、マウスのカーソルを画面の上パネルに近づけるとパネル上に現れるようになっていることに気がついた。(下図参照)
snapshot01.png
当然私は、gnome-desktopをSoftware Centerからインストールした。
インストールして、一旦ログアウトすると、ログイン画面のパスワード入力フォームの右上の歯車をクリックして、何時でも使用インターフェイスが選択できる。

login2.jpg