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2018.06.19

宮ヶ瀬ダム・・・(旅行)

昨日まで雨で、また明日からも雨との予報である。今日は梅雨の中の貴重な晴れの日なので出かけることを考えた。そこで、最近、テレビで路線バスで旅する番組が多いので、それをまねて日帰りではあるがバスのみで宮ヶ瀬ダムを訪れることとした。なお、宮ケ瀬ダムは、2000年(平成12年)に完成した新しいダムである。
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自宅の前に神奈中のバス停があるので、東戸塚駅東口に行き、7:20分発の横浜駅西口行のバス(横4)に乗る。国道一号線に出て保土ヶ谷の方に進むが通勤時間帯で渋滞していて思っていたよりはるかに時間がかかる。

1時間20分ほどで、洪福寺交差点に着いて、ここで鶴間行のバスに乗ろうとするが、バス停が別の場所にあり分からない。人に聞いて教えてもらいバス停の時刻表を見ると、8:54にあることが分かったが、なかなかバスが来ない。ようやく9:00に来たと思ったら、鶴間行でなく若葉台行である。ダイアが乱れている可能性も考え、とりあえず若葉台行(横05)に乗り、大貫橋で鶴間行に乗り換えることとした。
洪福寺から大貫橋までは50分もかかり9:50に着いて10時発の鶴間行に乗ろうとするが、このバスも10分遅れた。
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観音寺(大和市)前には10:20に着いたが、町田バスセンター行は10:43で町田バスセンターには、11:20頃に着いた。何と東戸塚から4時間を要した。いささかうんだりしてきたが、淵野辺北口行(町29)は11:45なので手っ取り早く昼食とした。
淵野辺駅は橋上駅なので駅の改札口の前を通って南口に行くと12:20発の田名バスターミナル行のバス(淵53)に乗ることができた。
その後、田名バスターミナルに12:50に着き、13:12発の半原行に乗ることとなった。
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田名バスターミナルを発車して、相模川を渡ると山が迫ってきて中津川沿いに進んで行く。
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miyagase_10.jpg13:45に半原公民館前のバスターミナルに着いたが、何と東戸塚を出発してから、6時間半ほどである。大阪を往復できそうな時間である。100mほど進み日向橋を渡って直ぐ左折して中津川に沿って上って行く。
左の写真は、橋を渡って少し進み、振り返って撮ったものである。

道には、数百m毎に宮ヶ瀬ダムハイキングコースと書かれた道標が立っている。20分ほどで「石小屋ダム」に着く。
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石小屋ダムは、正式名は宮ヶ瀬副ダムであるが、この辺りが石小屋と呼ばれていたため石小屋ダムと呼ばれ、ダム湖名も石小屋湖と呼ばれているとのこと。
石小屋ダムは、上流の規模の大きな宮ヶ瀬ダムが放流を行ったときに中津川の下流への影響を調整するために設けられ、合わせて小規模な発電も行っている。
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石小屋ダムから10分ほど進むと、左手に大きな石小屋の広場があり、中にはダム建設についての説明パネル等が置かれている。その先の立派な橋は「新石小屋橋」と名付けられた橋である。
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橋の左側には「大沢の滝」と呼ばれる滝が見え、右はいよいよ迫ってくる宮ヶ瀬ダムが望まれる。
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宮ヶ瀬ダムへのアプローチの広い道路の右側には「愛川第一発電所」があり、前方のダム直下には、ダムサイトに上るためのエレベーターとインクラインの入り口が見える。
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エレベーターへの入り口を進むと、ダム堤体の中に長い通路があり、先にはエレベーターが設置されている。
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エレベーターへの通路に入ると、とても寒く感じたが、エレベーター脇の壁に設置された温度計では15℃であった。ここの標高は170.25mで約200m上のダムサイトまで1分ほどで上って行く。なお。エレベーターは無料で自由に乗ることができる。
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ダム上部に上ると、斜めに設けられたインクラインのレールが見え、迫力のあるダム直下を覗き見る事もできる。
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ダム上部からは、横浜のランドマークタワーも見える。この日も薄く見えていた。
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ダムサイトから宮ヶ瀬水の郷に遊覧船で行く積りであったが、遊覧船は当面運休とのこと。歩くと、5Kmほどあるとのことで、今日はその気にはなれず、困っていると水の郷の手前の「やまびこ大橋」までなら2Kmで、橋を渡ったところに「宮ヶ瀬小・中学校前」のバス停があると聞き、ダム湖湖畔を歩き始めた。
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途中、幾つかのトンネルもあり、通る車の爆音を聞きながら進み、ようやく「やまびこ大橋に」到着した。ここで、バス停の場所をスマホで調べていると、スマホの電池残量が少なくなり、スーパー省電力モードに入る旨の警告が出た。充電バッテリーを持参せず、長いバス乗車時間に電子本を読んでいたためである。スマホ頼りの旅には充電バッテリーは必須であるようだ。
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「宮ヶ瀬小・中学校前」のバス停に着いたのは、15:05でバスが来るのは、15:52である。ずいぶん時間があるので、水の郷まで行くことも考えたが、スマホは電池切れで自分の居る位置も確認できないことから、近くにある「水の郷大吊橋」を渡って、宮ヶ瀬湖畔園池などを眺めることとした。吊橋にはイルミネーションの小電球も取り付けられていた。
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miyagase_41.jpgmiyagase_42.jpgようやくバスが来た。本厚木までは50分要した。もうバスで時間を掛けて帰る気にはなれず、本厚木から海老名で相鉄線に乗り換え、二俣川で湘南台行きで緑園都市でおり、バスで自宅近くまで行って家路に着いた。およそ2時間強で宮ヶ瀬湖から帰宅することができた。
バスを利用する地域によるが、都会地での長距離乗車は得策でないと感じた一日であった。


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