2006.01.19
Portsを最新版にする・・・(FreeBSD)
昨日、clamAVのインストールを書いた。
うまく動いているようだが、freshclamコマンドを実行するとお前の使っているバージョンは古いと以下のようなメッセージがでる。
WARNING: Your ClamAV installation is OUTDATED WARNING: Local version: 0.87 Recommended version: 0.88
それでは、最新版を入れ直そう思い、まずportsを最新版にすることにした。
このためにcvsupを動かす必要があるのでcvsupをportsで入れる。
# cd /usr/ports/net/cvsup-without-gui # make install clean
だいぶ時間が掛かるが、終了したら、/usr/share/examples/cvsupにあるports-supfileを/etcにコピーする。
# cp /usr/share/examples/cvsup/ports-supfile /etc
このファイルはRead-Onlyになっているので chmod 644 ports-supfileで編集可能としてから、中身を編集する。
編集個所は *default hostの指定のみで、ここに記述したhostと同期を取ることになる。
私は *default host=cvsup.jp.freebsd.org とした。
*default host=cvsup.jp.freebsd.org *default base=/var/db *default prefix=/usr *default release=cvs tag=. *default delete use-rel-suffix
これで、updateする準備が出来たが、要らないports/chineseやports/vietnameseなどもupdateされるので /var/db/supにrefuseというファイルを作り、要らないportsを列記しておく。
# mkdir /var/db/sup vi /var/db/sup/refuse ports/arabic ports/chinese ports/french ports/german ports/hebrew ports/hungarian ports/korean ports/polish ports/portuguese ports/russian ports/ukrainian ports/vietnamese
あとは、cvsup -g -L2 /etc/ports-supfile で同期が始まる。
# cvsup -g -L2 /etc/ports-supfile
かなり時間が掛かる。 終わったら、clamAVの入れ直しだ。
# cd /usr/ports/security/clamav # make WITH_MILTER=yes clean # make WITH_MILTER=yes install
これで、サーバをrebootして最新版を起動する。
freshclamコマンドでもWarningは出なくなった。
なお、例えばclamscan -r /home とすると/home以下のウイルスをチェックしてくれる。
延々とファイルリストの表示が続いたあと結果が以下のように出力される。
# clamscan -r /home Known viruses: 42492 Engine version: 0.88 Scanned directories: 558 Scanned files: 14193 Infected files: 0 Data scanned: 1092.54 MB Time: 1108.554 sec (18 m 28 s)
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