2022.08.23

Ubuntu 22.04でWI-U2-433DHP・・・(ubuntu)

Ubuntuを20.04から22.04にupdateして、20.04と同じくWI-U2=433DHPを認識されるように同様の処置を行ったが、認識させることはできなかった。
色々調べて下記の方法で使用可能となったので記載しておくこととした。

$ sudo -i      <===      root になります。
# apt update
# apt install dkms
# git clone https://github.com/aircrack-ng/rtl8812au.git
# cd rtl8812au
# sudo make dkms_install

これで、再起動すればWI-U2-433DHPが認識され、接続キーをセットすれば使用可能となる。


2022.03.03

ubuntu 20.04.4 LTSについて・・・(ubuntu)

USB接続の2.5インチの外付けHDDにubuntuにインストールして遊んでいたが、起動が遅いため外付けであるがSSDに変えて新規にインストールすることにした。
ubuntu Japanese teamが作成したubuntu 20.04.4 LTSのRemix版のISOイメージファイルをダウンロードして、USBメモリーにインストールメディアを作成して、外付けSSDドライブにインストールした。

問題なくubuntuを起動することができたが、起動画面の背景と文字色を変えようとして/etc/default/grubを修正した。しかし、背景は表示されたが文字色は反映されなかった。 下記に修正したgrubの内容を示す。 (赤字の行が修正か追加した行)
 

# /boot/grub/grub.cfg.
# For full documentation of the options in this file, see:
#   info -f grub -n 'Simple configuration'

GRUB_DEFAULT="0"
#GRUB_TIMEOUT_STYLE="hidden" ・・・文字表示させるためコメンントアウト
GRUB_TIMEOUT="10"
GRUB_DISTRIBUTOR="`lsb_release -i -s 2> /dev/null || echo Debian`"
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"
GRUB_CMDLINE_LINUX=""
    ・
    ・
# Uncomment to get a beep at grub start
#GRUB_INIT_TUNE="480 440 1"

export GRUB_COLOR_NORMAL="black/black" ・・・・・文字色指定(反映されず)
export GRUB_COLOR_HIGHLIGHT="magenta/white" ・・文字色指定(反映されず)

GRUB_BACKGROUND="/home/nakamura/ピクチャ/gyofu.jpg" ・・背景指定(反映された)


なぜ文字色が反映されないか分からない。Remix版で起動スクリプトが変更されているのかもしれない。
手っ取り早く、/etc/grub.d/40_customに次の2行を追加して目的を果たした。

set menu_color_normal=black/black
set menu_color_highlight=cyan/white


2020.07.09

Grub Customizer・・・(linuxbean)

linuxbeanで遊んでいたが、用いている2.5インチのHDDは十分すぎるほどの容量があり、最近osのシェアでUbuntuが上昇とのニュースに接し、Ubuntuも入れてみることにした。

HDDDの半分以上の容量が未使用だったので、新しくUbuntuのインストールエリアとlinux-swapエリアを確保して別途USBのインストール媒体を作り、これを起動してインストールした。Ubuntuのboot loaderは本体をインストールしたパーティションの最初の部分にインストールした。

さて、問題は、どうやってDual Bootをさせるかで、grub.cfgをいじるのかとか調べていたら、grub Customizerというツールを使えば簡単に行えることがわかった。起動していらない起動項目をマウスの右クリックで削除し、内容を保存して、update-grubを行うだけである。

なお、HDDの最初の部分にboot loaderをインストールするOSを最後にインストールすると、起動時にそのOSのGrubに含まれるos proberがその他のOSも探し出してくれるので、Grub Customizerは必要ないかも知れない。
しかし、memoryのtestなどの必要でないメニューを整理するには有用である。


2020.06.18

Ubuntu 20.04でWI-U2-433DHP(その2)・・・(ubuntu)

BuffaloのUSB接続のWi-FiアダプターWI-U2-433DHPをlinuxbeanで使用するためにドライバーのインストール方法を先に書いた。
しかし、ドライバーのコンパイルでエラーとなる場合がある。Kernelの版数に伴う問題ではと思われるが、さんざんトライしてもErrorは消えず、新たに下記の方法で成功したので記述しておくこととした。

$ sudo -i      <===      root になります。
# apt-get update
# apt-get install dkms
# apt-get install git
# cd /usr/src
# apt-get -y install git build-essential dkms
# git clone https://github.com/gnab/rtl8812au.git
# mv rtl8812au /usr/src/8812au-4.2.2
# dkms add -m 8812au -v 4.2.2
# dkms build -m 8812au -v 4.2.2
# dkms install -m 8812au -v 4.2.2

これで、再起動すればWI-U2-433DHPが認識され、接続キーをセットすれば使用可能となる。


2020.03.11

LinuxとWindowsで時計がズレるのを直す・・・(linuxbean)

Linux と Windows のデュアルブートでOSを行き来すると、時計が大きくずれる現象が発生する。これは Linux ではPCのハードウェア時計(RTC)が UTC(協定世界時)で動作しているのに対し、WindowsではRTCはローカルタイム(JST=日本標準時)で動作しているためである。
以前はLinuxでは、 /etc/default/rcS に UTC=no と記載することにより、RTCの設定がローカルタイムであることを設定できたが、いつの頃からか /etc/default/rcS は存在しなくなった。

それで、その修正方法を記述しておく。使用するコマンドは timedatectl コマンドである。

$ timedatectl status
      Local time: 水 2020-03-11 17:41:08 JST
  Universal time: 水 2020-03-11 08:41:08 UTC
        Timezone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
     NTP enabled: yes
NTP synchronized: no
 RTC in local TZ: no
      DST active: n/a

最後から一つ上の行にRTCがローカルタイムゾーンか否かの記載がある。

$ timedatectl set-local-rtc true

とするとこの設定を変更することができる。root権限でなくても設定できる。疑問を感じるが。
設定変更後に再度設定状況を読み出すと、

$ timedatectl status
      Local time: 水 2020-03-11 17:42:03 JST
  Universal time: 水 2020-03-11 08:42:03 UTC
        Timezone: Asia/Tokyo (JST, +0900)
     NTP enabled: yes
NTP synchronized: no
 RTC in local TZ: yes
      DST active: n/a

Warning: The RTC is configured to maintain time in the local time zone. This
         mode is not fully supported and will create various problems with time
         zone changes and daylight saving adjustments. If at all possible use
         RTC in UTC, by calling 'timedatectl set-local-rtc 0'.

警告メッセージが出るが、RTC in local TZ:yesとなり、これで設定終了である。
 
設定は終了して確認すると

Windowsを終了してlinuxを立ち上げると、時刻は正しく表示されたが、linuxからWindowsに戻ると時刻がずれる。
タスクバーの右側の時刻表の上で右クリックで「日付と時刻の調整」を選んで「時刻を自フォウ的に設定する」で切り替えをオフ→オンとすると、時刻が正しく設定される。

 
“RTC in local TZ: no” のままが正解であるのか?? 色々調査の結果下記の結論を得た。
 
linuxbean 14.04では、”RTC in local TZ: no” のままが良く、linuxbean 16.04並びにUbuntu 20.04では、”RTC in local TZ: yes”とする必要があるのが分かった。これはlinux系のOSでは以前はJSTを基準としていたのに対し、近年になりRTCを基準とするように変わったためだと思われる。設定を試みる場合は、RTC in local TZ でyesとnoの両方を良く確かめておく必要がある。


Next »